●自己肯定感とは?
簡単に言えば、自分を肯定的に受け止められる感覚のことです。
よく自分に自信があったり、ポジティブであったりプラス思考なことを指すこともありますが、出来ないことや、ダメな部分も含め、ありのままの自分を受け入れ自分には価値があると思えたり必要とされていると思えることです。
しかし、自己肯定感が低いと、いつも自分に自信がもてず、失敗を恐れ、挑戦することができません。また、「できない自分」を認められず他人と比較し嫉妬しやすくなると言われています。
スクール中でも、できないことを悪いことととらえてしまったり、失敗をおそれやる前から諦めてしまったり、出来ることしか取り組まなかったりといったケースがみられます。また、できていないのにできたと言ってしまったり、ごまかしたりしてしまうケースもあります。
●自己肯定感を高めるためには!
褒めてあげることが子どもの自己肯定感を高めることにつながります。
しかし、運動神経がいいからなど才能をほめるのではなく、努力した過程をほめてあげることが大切です。
出来たことは才能ではなく頑張ったから(努力)できるようになったという「達成経験」が子どもの自己肯定感を高めます。この達成経験をたくさん繰り返すことで「どうせできない」から「やればできる」に変わっていきます。
縄跳びでは、達成経験が積みやすく(初めは1回だったけど練習していくうちに10回20回とたくさん跳べるようになったなど)頑張ったから○○ができたんだね!とたくさん声掛けをしています。
また、「失敗は成功のもと」といった言葉があるように、初めからすべてを教えるのではなく、まずはチャレンジして、どんどん失敗を経験させ、そこから根気に取り組めるよう言葉がけや指導を工夫しています。
現在、たくさんの子供たちがマイスポーツに通ってくれています。ただ運動ができることだけでなく、運動を通して子供たちの自己肯定感を高め、挑戦する心や諦めない力、失敗から立ち上がる力を育てていきたいと思います。
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